「えぇ～今回の作戦広報を担当させて

　頂きます。xxニナxxと申します。

　初のレポーターとして緊張しています。

　皆様にきちんと今回の大作戦を伝えられる

　ように精一杯がんばりたいと思います！」

　ヽ(*´ω`*)ﾉ

作戦司令官兼隊長： xxヒナxx

平社員兼レポータ： xxニナxx

そして、サキュバスチョコレート獲得大作戦

がはじまったのです・・・

隊長がこの作戦の重要ポイントを

説明してくれました…

「になちゃん、一番の難関はね…

　そう、依頼人がうざいのよ…怒りを抑えるの

　それがこの大作戦の重要な分岐点になるのよ」

　(ﾉ*･ω･)ﾉ

(；´･ω･)「おねえちゃん・・・」

(*´□`)「隊長といいなさい！！！」

∑(*´◯`ﾉ)ﾉ「た、隊長！わたし、この作戦の難しさがよくわかっていません！」

ヽ(*´□`)ﾉﾞ「実践あるのみよ！さぁいくわよ！」

そして、私たちは作戦の第一歩を踏み出したのです…

依頼人は気難しいという噂は

聞いていましたが、人を噂だけで判断するのは

いけないです。そう教育されていました。

依頼人と初対面のときに、

わたしは思ったのです。

「しゃべってねぇよ、聞こえるわけないだろ」

という気持ちを押し殺して、黙々と依頼人の

話を聞きました。

この作戦の難しさを深く理解したと心からそう思える自分が誇らしかったのを覚えています。

作戦はこうです。

ある魅力的な女性からチョコを自分のかわりに

もらってくること

もやし野郎です、自分からチョコをくださいならば、まだ、わかります。自分からは行動する気がまったく感じられません。断られるという恐怖から行動せず、大切なやりとりを他人に依頼するという・・・

おそろしいほど、もやしだと感じました。

また、隊長が言っていたこの作戦の難しさは

　どれだけ自分の気持ちを我慢できるのか

だと痛感しました。

依頼人は、きっと、過去にとても辛いことが

あって人を信じられなくなったのではないか？

人との接し方がわからないのではないか？

彼のことを何も知らないのに出会って数分で決め付けてしまうのはよくない・・・

そう、それは相手を見てないと深く反省し、

彼と素敵なコミュニケーションをとるには

どうすればいんだと悩んでいたときです・・・

彼は話が終わって、数分過ぎたくらいに、

わたしたちに向かっていったんです・・・

「さっさと行って来い」

(#｀Д´)ﾉ「うるっさぃ！今出て行くよ！黙っとけよ、このもやし野郎！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

っと、言いそうだった・・・隊長が止めてくれなかったら、非常に危なかった・・・

作戦が失敗するとても危機的状況でした。わたしの未熟さが作戦を失敗に導こうとしたのです　　　　　 

隊長に怒られました…そう、プロとして

感情を制御するのは当たり前のことだと

本当にその通りだと反省しました

｡ﾟ:;｡+ﾟ(ﾉω･、)ﾟ+｡::ﾟ｡

隊長は優しくわたしにアドバイスしてくれました

「になちゃん、依頼人に手をだしちゃだめよ

　プロとして、きちんと対応しないとね」

　o(･∀･`o)

「隊長、わたし反省してます・・・」

　｡:ﾟ(｡ﾉω＼｡)ﾟ･｡

「ほら、すまいる♪すまいる♪」

　ヽ(*>∀<*)ﾉ｡

なんて、素敵な隊長なんだと感動し、目的地に向かって出発をしました。

少し気になったのが・・・ﾎﾞｿｯと隊長が・・・

(*ﾟ.ﾟ)「依頼人にはね・・・まだ・・・ね・・・」

と聞こえた気がしたのですが、気のせいだと思い作戦に集中しました。

いろんな困難を乗り越えて！

ついに辿り着いたのです！ヽ(*´ω`*)ﾉ

魅力的な女性は、すやすや寝ていました！

そう、わたしは自分が与えられた任務を

実行するために緊張していました・・・

そう、アイドル寝起きドッキリ大作戦！と

いう任務を！

小声でカメラマンさんに向かって言います。

ヽ(*´ω`*)ﾉ「まだ、すやすやねています

　　　　　  　寝顔がかわいいですね」

そして、ドッキリ作戦を決行しました！！！

この任務の難しいところは、そう、

中途半端な状態にさせてはいけないところです

 

たとえば、ベッドに近付いた瞬間に起きちゃった

とか、起こす前に起きちゃうのは避けなければ

いけないと隊長にも強く言われていました。

 

なので、わたしは視聴率をとるためには

どうしたらよいか考えてひとつの結論に辿り着いたのです。

 

わたしは、依頼人への怒りエネルギーを変換し、任務が開始した瞬間に大きな声で怒鳴ったのです！

 

( ﾟДﾟ)「あなた！もやし野郎というストーカーに狙われてるんだよ！とりあえず、チョコ頂戴！！！」

 

大ダメージでした、卒倒です。

わたしも同じ立場だったらと考えると

背筋が凍りつきました・・

隊長がそっと彼女からチョコをとり、わたしに

向かってこういいました。

(*´∀`)「よくやったわね」

その場で泣き崩れそうになりました・・・

ブツを依頼人に届けるために、わたしはさっきのミスはしないように深呼吸をしてから依頼人に会いました。

依頼人の第一声　「早くブツを出せ」

本来ならわたしの背中にあるバトルグレイブが

彼の体を貫通しているところでした。

とりあえず、わたしたちはブツを取得したことを報告し、

依頼人が報酬を渡そうとしたときに、急に言いました。

「荷物がいっぱいだから、整理してこいよ」っと・・・

数時間前の純真無垢なわたしだったら、だまされるとこでした。

そう、報酬を払わずに逃げようとしていたのです！

そうは問屋がおろしぽん酢！

わたしは今まで貯めていた「焦げた布の欠片」をその場で捨て

報酬をうけとりました！

そして、気付いたのです！

報酬は・・・

「サキュバスチョコレート！！！」

わたしは深呼吸をして、冷静に突っ込みました

(*ﾟДﾟ*)「それ、わたしたちがとってきた！」

無事、任務が完了して隊長にこの作戦の本当の

目的を教えて頂きました・・・

 

(*ﾟДﾟ*)「隊長、わたし納得できません！

　　　　　なんなんですか、この任務は？」

 

(*´∀｀*)「になちゃん、この任務の本当の

　　　　　   目的はね・・・」

 

(*ﾟДﾟ*) ｺﾞｸｯ

 

(*´∀｀*)「になちゃんの我慢強さを試すことが目的だったのよ」

 

ヽ(*ﾟ∀ﾟ)ﾉ「なるほど！ てっきり、熱意ＥＳの相場を下げようとする影の陰謀だと思いましたよ！」

 

(*´∀｀*)「・・・・・」

 

 

イベント開始に話しかけたら！！！

ヽ(ﾟДﾟ)ﾉ

　チョコとられた！！！

　　　(ﾉ｀Д´)ﾉ

ゲレンチョコレート！

　　　なんていりません！！！

(怒ﾟДﾟ)ﾉﾉ ｺﾞﾙｱｧｱｧｱｧ!!!

この人で称号とりたくなかったよ・・・

わたしの純情な気持ちをかえせ！！！

｡ﾟ:;｡+ﾟ(ﾉω･、)ﾟ+｡::ﾟ｡

 

わたしがんばったよ！

・いちごめっちゃ洗った

・バナナきった

・バナナちょこーてぃんぐした

 

おねえちゃん、細かい作業してるときに話しかけると本当怖い…

｡･ﾟ･(*ﾉД`*)･ﾟ･。

ばれんたいん～♪　らんきんぐ～♪

バレンタインのランキングは来年のいい参考になるよ！(｡ﾉω＼｡)